トランペットレッスン日記23・・・オーケストラスタディーとロータリートランペットについて

今回はAさんのレッスンについて書こうと思います。


まず、タイトルにオーケストラスタディー(略称オケスタ)と書きましたが、初心者、吹奏楽のみの経験者の方達には馴染みの薄い言葉だと思うので、簡単に説明しておきます。


オーケストラスタディー(略称オケスタ)とは一般的に、オーケストラ曲の難しい部分を集めた物を言います。


そして、今回Aさんがレッスンに持参したオケスタは、ヨハン・シュトラウスの「青き美しきドナウ」。


最後のコーダのソロが特に難しいのですが、その前に先ず四分音符の扱い方から教え始めました。


冒頭から四分音符は基本マルカートで、また強弱も必要。早速、演奏して頂きましたが、音符の扱い方以前に、音を短くすると響きが潰れてしまい鳴りが安定しない状況です。


Aさんはピストンのトランペットを吹いているときは非常に良い音をしてます、しかし、ロータリートランペットに持ち変えるとイマイチ。


Aさんはピストンを吹くマウスピースとロータリーを吹くマウスピースを変えないで演奏していらっしゃいます。原因は楽器とマウスピースの関係にあります。


そこで、カップが少し深めでボアの太い私のマウスピースで吹いてみると、問題解決・・・音色も深みが増し、明るく柔らかく、タンギングしても響きがつぶれなくなりました。


ということで、次回のレッスンで先ずマウスピース選びをすることにしました・・・・そして、音符の扱い方、コーダのソロとじっくりレッスンをしたいと思います。


最後にまとめですが、ロータリートランペットは特にマウスピースによって、響き、演奏に影響するのでジックリ合うものを選ぶのがポイントの一つです。


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