トランペットレッスン日記41・・・ハイドン作曲 トランペット協奏曲その[4]

Fさんが取り組んでいるハイドンの協奏曲も第二楽章に入りました。


P1010789


先ず全体を通して注意していただきたいのは、何の曲でもそうですが音楽が停滞しないこと。特にハイドンの第二楽章はテンポがゆっくりのため、また八分の六拍子のため停滞しやすい。


それを改善するには、三拍目と六拍目を大事にすると上手くいきます。


練習番号『A』から『B』までですが注意点は三つ。


[1]四小節でワンフレーズ


[2]六小節目から七小節目にクレッシェンドがあります。七小節目の実音Fが一番大きくなるようにしましょう。


[3]八小節はディミネンドはありませんが、音楽の流れから考えて一旦収めましょう。


練習番号『B』からは臨時記号が多く出てきますので音程を注意深く聞きながら吹きましょう。


FさんはEs管で演奏するため、音程が悪くなりやすいので次のような簡単なエクササイズを実践しました。


P1010791


次に後半です。練習番号『C』の五小節目の五拍目から六拍目、実音のAsからEに降りる音程は増4度ですので注意が必要です。


P1010790


最後の部分です。練習番号『D』から、最後の実音Esが並ぶ部分は特に停滞しがちです、よく伴奏を聴くようにしましょう。そして半音の音程の幅が狭くなりすぎないように注意すると良いでしょう。


P1010800


「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「


♪MASAのホームページ
ようこそ トランペット奏者 福島正紀の世界へ!
http://www5.ocn.ne.jp/~klingen/


」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


Skype Lesson

コンサート情報

Facebook