トランペットレッスン日記9・・・J・B・アーバン作曲 ヴェニスの謝肉祭 その③

今回はMさんのレッスンでヴェニスの謝肉祭のVar.Ⅱに取り組みました。


先ず、このヴァリエーションではトリプルタンギングがポイントとなりますが、留意点が二点あります。


①トリプルタンギングをする時は、TTKもTKTのどちらもKの発音するとき息を使って、少し大きめに吹きます。


最初はゆっくりなテンポで練習し、「息の流れ」と「舌の動き」をマスターしたら一気に速いテンポで演奏しましょう。また、TTKやTKTが発音しにくい時は『DAGADA』、『DADAGA』と発音してもよいでしょう。


②トリプルタンギングはTTKとTKTそれぞれを練習し、途中で自在に変えられるようになるまで練習するとよいでしょう。


補足ですが、アーバンの1巻のトリプルタンギングのページを練習すると良いと思います。そのとき四分音符は息でしっかり保ちましょう。(テヌート)


次にヴァリエーションを吹くにあたって二点に注意します。


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①前半(最初から9小節)は3連符と4連符の区別をしっかりつけること。


②後半18小節目からアクセントをつける場所からは、全部の音をしっかり鳴らそうとしないこと。特に下降型は音を追いすぎると、アパッチュアが開きすぎ、柔軟性と持久力に影響します。


上記のポイントに留意して練習すると効果的でしょう。


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