元シカゴ交響楽団 主席トランペット奏者アドルフ・ハーセス先生の公開レッスンin桐朋学園86年4月15日②

レッスンは最初にハーセス先生の演奏から始まりました。


先生はポケットからマウスピースを取り出すと、楽器に付け、ほんの少しだけスケールを吹き、即、シャリエのエチュードの二番を演奏。


P1010864


先生は練習の一番最初に、良い音楽のことを考え、その日、自分の吹きたいものを吹くとのこと。


これが先生が練習の一番初めにすることだそうだ。


常に音楽のことを考え、ストーリーを作り、色々なスタイルを試す。


注意点としては、音を正しく吹くのは当然だが、決して棒吹きにならないようにすること。そして、その為にはその音の意味を考え吹かなくてはいけないとのこと。


P1010863


次に「展覧会の絵」からプロムナードを小澤征爾、ジュリーニ、ショルティと演奏した時のように、それぞれ異なった三つのスタイルで演奏。


P1010865


練習する時は色々な指揮者の要求に対応できるよう、一つのスタイルだけではなく、様々なスタイルで練習するのが大切と強調されていた。


次号につづく・・・・


「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「


♪MASAのホームページ
ようこそ トランペット奏者 福島正紀の世界へ!
http://www5.ocn.ne.jp/~klingen/


」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」



Skype Lesson

コンサート情報

Facebook