本田宗一郎著「やりたいことをやれ」より・・・まず第一歩を

私が尊敬する人物の一人に本田宗一郎さんという方がいる。彼は著書「やりたいことをやれ」で一番最初に『まず第一歩を』と書かれており、私がとても好きな話なのでご紹介したいと思う。


『まず第一歩を』


人間が進歩するためには、まず第一歩を踏み出すことである。ちゅうちょして立ち止まっていては駄目である。


なぜなら、そこにどんな障害があろうと、足を踏み込んではじめて知れるからだ。失敗は、その一歩の踏み込みだと思う。


前進への足跡だと思う。


わが国には「サルも木から落ちる」という言葉がある。慢心とか油断へのいましめである。


心のゆるみだが、このための失敗には、私は寛容の心を持ち合わさない。


なぜかといえば人間に許される失敗は、進歩向上めざすモーションが生んだものだけに限るのだと思うからだ。


しかし、私は猿が新しい木登り技術を学ぶために、ある試みをして落ちるなら、これは尊い経験として奨励したい。


・・・深く共感する話で、自分の気持ちと行動がチョッと後ろ向きなときに聞くと「ハッと」させられます。皆様はいかがですか?


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