トランペットレッスン日記38・・・マウスピースを口に当てる時
Oさんの調子はマウスピースを大きくしたことによって、急激に良くなってきました。
しかし、どうも響きが”薄い”、”不自然”なときがあります。吹く前の動作をよく観察してみると案の定、余計な動作がみつけられました。
意外に出来そうで出来ない人が多いのですが、それはマウスピースを口を作らないで自然にあてることです。
具体的には息を吸いながら唇の右だけ引いていたり、口の両脇を引いてみたりなどです。これらは全て不要な運動で唇の振動体を薄くし、軽薄な音の原因になります。
”マウスピースをあてる時は口を閉じて口の周りを動かさずにあてる”この原則にのっとりOさんは鏡を見ながら何度も練習したところ、太くて輝かしいラッパらしい音になりました。
是非、皆さんも鏡を見ながら1度チェックしてみてください。大きなターニングポイントになるかもしれません。
息は鼻で吸うようにしてください。尚、短い休符の時は、口と鼻の両方からブレスしてください。
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