私は震災が起きて２か月後に宮城県の震災難民の方々に避難所になっている山元町山下中学校に慰問演奏にまいりました。

他のメンバーは新幹線で行きましたが、私は別件もあり車でうかがいました。

首都高から東北道を下り、宮城県の国道にさしかかると、とんでもないものをみました。
田んぼの細い道には自衛隊車両のみ多数がはしり、道路は隆起し、町は津波により、すべてがなくなり、時折空き地に廃車が山積みとなりゴーストタウン。

そんな中に、慰問演奏しましたが、避難所生活をされてる方にとり、自分が演奏することに意味すらみつけられませんでした。

事実上は子供たち、をはじめ喜んでくださりましたが「慰問？」というよりも被災者の皆さまに自分たちが励まされてるだけではないか、思いやりがかけた行動だと、帰りの車中１３時間自問自答を繰り返しました。

そんないきさつもあり、東京での復興支援コンサートでは被災者さまのお気持ちをさっして、東京、関東にお住いのお客様とともに、支援できるようコンサートに出演いたしました。