Q33. どんな教則本がお勧めですか?

(30代 会社経営者 男性)

私自身、色々な教則本で勉強しました。比較的、入手しやすくレッスンで使用している物をご紹介致します。

初心者~上級者までの教材として取り上げているのは次の二点です。

[1]LOWELL LITTLE 著 EMBOUCHURE BUILDER

LOWELL LITTLE 著 EMBOUCHURE BUILDER

[2]JAMES THOMPSON著 The buzzing book

JAMES THOMPSON著 The buzzing book

[1]は題名通り無理なくアンブシュアーを作っていくのに有効です。音域も丁度良く、本の厚さも薄く、とても取り組み易いと思います。
[2]はバズィングのトレーニング用です。伴奏のCDが付属しているので非常に使用し易く、最近では外国の音楽大学でも注目されています。

中級~上級向けには次の二点をとりあげています。

[3]MAX SCHLOSSBERG著 DAILY DRILLS and TECHNICAL STUDIES

MAX SCHLOSSBERG著 DAILY DRILLS and TECHNICAL STUDIES

[4]JAMES STAMP著 WARM-UPS+STUDIES

JAMES STAMP著 WARM-UPS+STUDIES

上記の[3]と[4]二冊、譜面は簡単ですが正しい使い方を理解していないと成果が得られません。
文章を読んで理解することも大切ですが、『音の感じ方』が重要です。
正しく使い方をマスターしている先生にチェックしてもらいながら、勉強するのが良いでしょう。

最後に世界屈指のソリスト、ホーカン・ハーデンベルガーを育てた、ボー・ニルソン先生から頂いた言葉をご紹介します。

「世界中には色々な教則本があるが、ゴールはどの教則本を選んでも一緒だ。それぞれゴールへの道が違うだけ。教則本を正しく使用し練習するのみ。」
ただ吹くだけではなく、教則本の正しい使い方を覚え素晴らしい効果を習得していきましょう。

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