[１]マーラー作曲　交響曲第九番　カラヤン指揮　ベルリンフィル　
カラヤンがバーンスタインに対抗した、唯一のライブ録音です。第一楽章後半、第四楽章中盤のトランペットセクションのユニゾンはまさにマーラーの叫びです。


[２]ワーグナー作曲　歌劇「ローエングリン」　カラヤン指揮　ベルリンフィル
トランペット１２本が活躍する、第三幕の騎士の入場のシーンは圧巻です。


[3]リムスキー・コルサコフ作曲　「シェヘラザード」　マゼール指揮　ベルリンフィル
第三楽章の弦楽器が涙をそそるほど、切なく美しいです。トランペットセクションのタンギングは見事です。


[4]プロコフィエフ作曲　「ロメオとジュリエット」　アバド指揮　ベルリンフィル
ライブレコーディングで非常に完成度が高く、中盤のマンドリンとトランペットセクションのアンサンブルは絶妙です。
そして終盤は物語通り物凄く切ない仕上がりとなっております。


[5]マーラー作曲　交響曲全集　ハイティンク指揮　ベルリンフィル
特に交響曲３番のポストホルンソロは我が師匠、グロート教授も自信作と仰ってました。


[6]ヴェルディ作曲　レクイエム　カラヤン指揮　ベルリンフィル
特に、二曲目の「怒りの日」は８本のトランペットが神々しく活躍します。
そして、終曲付近ではかつての首席奏者ヴェズニック教授の魂が聞ける名演です。
因みにバンダの録音は田宮堅二教授も演奏されてるとのことです。


[7]プッチーニ作曲　歌劇「トゥーランドット」　カラヤン指揮　ウィーンフィル
リッチャレッリのソプラノとドミンゴのテノール、そしてバンダが特に素晴らしい演奏です。　

[8]ベートーヴェン交響曲全集　ヴァント指揮　北ドイツ放送響
妥協を許さない正統派のヴェートーヴェンです。　　　　　

[9]ブルックナー交響曲全集　ギュンター・ヴァント指揮　北ドイツ放送響
教会のパイプオルガンのような金管セクションの響は正統派のブルックナーそのものです。　

[10]ハイドン交響曲全集　カラヤン指揮　ベルリンフィル
格調高い演奏のハイドンです。

以上がトランペットが活躍する交響曲、オペラのお薦めＣＤです。
次回はＤＶＤをご紹介したいと思います。