Q56. 初心者ですが上手にトランペットを演奏するヒントありませんでしょうか?

(高校2年生 吹奏楽部所属)

色々なテクニックがありますが、今回は音程のコントロールについてご紹介いたしましょう。

中級以上の方は常識のように実践していらっしゃると思いますが、トリガーを上手に使いましょう。
トランペットでピアノと一緒に音階を吹いてみたり、チューナーを見ながら吹いてみると、B♭管の場合、実音C(下のレ)、実音H(下のドの#)が高いことにお気づきになると思います。
そこで、わずかな調整ですが、実音C(下のレ)を吹く時は、ピストンを押しながら素早く、3番トリガーを1cm位抜きます。
音程のコントロール 音程のコントロール

また、実音H(下のドの#)を吹く時もピストンを押しながら素早く、3センチ~4センチ程度、抜きます。
音程のコントロール 音程のコントロール

そして、他の音を吹く時は素早く元に戻します。最初は面倒かもしれませんが、すぐに習慣になります。
本当は耳で音程をよく聞きながら、3番トリガーを使い調整すればよいのですが、初めは耳と手に余裕がないと思いますので”抜き差しの長さ”を目安にして良いでしょう。
即効性が高いので是非、演奏に取り入れてみて下さい。
補足ですが、トランペットは構造上、C管やD管など、またロータリートランペットでも、『レ』と『ドの♯』は高くなりますので同様にすると良いでしょう。

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