もしかしたら30年ぶりの再会が・・・イスラエルフィル日本ツアー2023

先日、元ベルリン国立歌劇場奏者のライニーから、ニルソン先生のことを思い出していたら、

レッスンの時、カラヤンアカデミーの学生達(管楽器数名、弦楽器数名)も丁度同じ時期に桐朋学園にきていた。ニルソン先生のレッスンを受けるのではなく、桐朋学園オーケストラと演奏旅行をするために。

(※カラヤンアカデミーというのは、ベルリンフィルの主席奏者1名が1名の学生の個人レッスンをし、実習でベルリンフィルでエキストラを月に数回務めるという学校。

余談だが、その学生達はドイツのオーケストラでレベルはSランクのオーケストラのオーディションを受けられる資格を持っていて、その中で選ばれたスーパーエリート・・・流行りの言葉で言ったら別班)

詳しくは、私のブログの「恩師達の思い出」を読んでみてください。http://klingen.jp/profile/episode_tamiya/

その時、カラヤンアカデミーからは二人の学生が来た。

エラン・レイミーとフォルカ・ジープレット。特に頼まれたわけでもないが、少しばかり英語が話せたボクは、学内での彼らのアテンダントしていた。

エランとは特に意気投合し、何度も食事に出かけたりしていた。

エランはグロート教授のお弟子さんだった。(当時ボクはグロート教授の名前しか知らず、自分がグロート教授に習うことになるとは考えてもいなかった)

彼ら世界トップのエリート学生との演奏旅行はとても刺激的だった。もちろんプログラムもすごかった、ベルグの歌劇「VOZZEK」の組曲とかやったな・・・

3週間ぐらい一緒に演奏し、食べ、飲み、語った。

そして最後に連絡先を交換したのが最後だった。

それから数年後、ボクはベルリンでグロート教授に師事した。その時、エランのことが思い出し、グロート教授に聞いてみた、「エランはどうしてますか?」



すると

「エルサレムのオーケストラに就職した」

そう、彼はイスラエル人で母国のオーケストラに就職したのだ。グロート教授とその話をしたのが25年くらい前か・・・

一昨日あたりインターネットを見ていたら、今年、イスラエルフィルが日本ツアーをするという記事が目に止まった。

イスラエルフィルのホームページを見てみると、なんと、エランが記載されていた。

早速、FBで連絡をとるとエランも喜んでくれて11月に日本で会うことになった。

30年ぶりの再会、何て素晴らしいのだろう。

ボクはトランペット奏者でよかった、グロート門下万歳 無限に広がる世界中のトランペット奏者の輪に乾杯だ!

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