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心が折れそうなときも頑張らなくてはいけないのだろうか?

「心が折れそうなときも頑張らなくてはいけないのだろうか?」
最近こんなことをよく考える・・・答えはわからないのだが、自分を鼓舞するために、数年前に読んだある新聞記事からの言葉を書いてみようと思う。

「火事場のバカ力(じから)」といわれるように、人間の持つ潜在能力は、想像以上に大きい。「もうダメだ」と思った時こそ、もう一歩、踏み出す努力を心掛けたい。

水泳の世界で、数々の世界記録を更新してきたイアン・ソープ。水泳は、ライバル選手との争いであるとともに、自分自身との戦いである。その彼が語っていた。「レースで1位になろうと2位、3位だろうと関係ない。大事なのは、自分が出来る限りのベストを尽くしたかどうかだ」

どんな分野であれ、一つの分野を成し遂げようとすれば、”自分の限界との戦い”に行きつく。努力し続ける先に、成功への道も開けてくる・・・まさに、自分との戦いが勝敗との分かれ目となるだろう。

フランスの思想家モンテーニュは綴っている。「私は他人にどう見られているかということよりも、むしろ私自身の中でどんな人間なのかを気にする」と。他人の評価ではなく、自分として満足できたかどうか——–これが問題だというのだ。

あきらめの心を、挑戦心に転換する原動力が大切。自分に勝ったという充実感は必ず、明日への活力となる。「きょう一日、自分はやりきった」という完全燃焼の日々でありたい。

本日はこんなところでおしまい。

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暖冬

お正月も過ぎ、世の中、仕事の日々がはじまったわけだが、なんか、寒いけど例年に比べると、暖かい気がするのは、気のせいだろうか?

最近、さらに、めっきりテレビもみなくなったので、当然、天気予報にも ”うとく” よくわからないのだけれども。

でも、気になったので久々にテレビを鑑賞。

「暖冬だ!」あすは、関東で「20℃越え」らしい。

大雪とかは困るけど、あまりに気温が高すぎるのもどおなんだかな。。。

不気味。

MASA Fukushima Unit St.Valentine Live in OSAKA

■MASA Fukushima Unit St.Valentine Live

■日時:2020年2月14日 Open18:30 Start19:15
■出演:Tp.福島正紀 Git.安部一城 Key/Pf.市川禎
Special Guest/Vocal.前田要子

■会場:NEW OSAKA HOTEL心斎橋
Grotta dell`Amore(グロッタ・デ・アモーレ)地下一階
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋1丁目10-36
tel: 06-6121-5555

■料金:前売り¥8000 当日¥8500 ペア券¥15000 (Taxin)
■お食事:ビュッフェ+飲み放題
■問い合わせ/ご予約 090-3048-7138 klingenmasa@gmail.com
各出演者まで
■協賛:ココカラハッピー

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Loving daddy forever

 

 

 

 

 

 

 

「Loving daddy forever」

僕には父のほかに、愛するパパがいる。
というか、いた。パパの名は「岡田伸夫」。
世界的に有名な、誰もが知っているヴィオラ奏者・ヴィオラ教師だ。

その愛するパパが2019年12月30日に永眠した。

パパは大学の先輩、でも演奏する楽器も違った。
・・・パパとの出会いはいつのことだろう

多分、出逢ったのは1991年?ぼくが、サイトウキネンオーケストラに参加した年、、、松本のホールですれ違ったとき、いや、もしかしたら、桐朋学園の学生ホールですれ違ったとき。
勿論、会話することもなくボクは、あっ、世界の巨匠、岡田伸夫先生だ凄いオーラだなと感じたくらい。それから、何度か楽屋や廊下ですれ違うことは多々あった。

 

運命とは不思議なもので、ある日、仕事でご一緒することがあり、ボクはなぜかパパに臆することもなく、知り合いでもないのに話しかけた、、、いや、パパから話しかけられたのかも?アヤフヤだな。

そんなことはさておき、その後、運命深いものがあり、一緒に演奏するご縁がたくさんあった。

たいてい音楽家というのは、休憩の時間、ゴハンの時間は同じ楽器の人、同属楽器の人と過ごすことが多い・・・なのに!パパは不思議と「ふくしま、ごはん行くぞ」といつも、声をかけてくれた。

何だかよくわからんけど?

それが、とてつもなく嬉しくいつもくっついて歩いていた。好きな服も似ていたのもあるかも。。。その時って、色々な話を聞かせてくれた。時代は違えども、同じベルリンフィルで勉強したのもあり「カラヤンはきらいだ」とか「鰻はしっぽの方が美味しいんだ」とかわりとどうでもいい話(笑)

でもこんな、名言も

「人間は明日死んでもおかしくない、だから、目の前の事、今できることを必死でやるんだよ」

これ、響いたな・・・ボクが30代の時に頂いた言葉かな。。。

パパとの思い出はホントいっぱい・・・ある日電話したら

パパ:「あのさ、階段から落ちて身体が動かなくなっちゃたんだよ」

ボク:「大丈夫?どこにいるの?」

パパ:「〇〇病院のベッド、でさ、悪いんだけど、タラコのおにぎりと、シンプルな醤油ラーメン買ってきてよ」

あのときは、なんなんだろ、この気取らない悟りの境地って思ったな。そして、病室にかけつけたら、「ふくしま、あのさ、ひげを剃ってくれる?」とか超余裕。

話は飛んで、今年の9月29日?30日あたりに久しぶりに電話したら・・・「おまえ感がいいな、オレ、今日、検査の結果出るんだよ、、、悪性だったら治療はしない。電話もでないからな、じゃあ」って。

どうしていいかわからない状態で電話が終わってしまって、その後、連絡はなかった。

そして、色々あり最近、二回お見舞いに行ったらパパは逝ってしまった。

最後12月23日に逢ったのが最後。

その時パパは、あの”ガリガリ君”が食べたいといったので、ボクは、「不安で怖い」というパパの手をずっと握ったり、食べさせてあげた、そしたら、もう一本食べたいといって二本食べさせてあげた・・・きっとお薬でのどが渇いていたんだろうな。嬉しそうだったな。

そして、ボクは仕事に行かなくちゃいけなかったので「先生、パパ帰るね、仕事に行ってくるねと」伝えた。パパは寝たきり小さな声、で「またな」と言い、寂しそうな顔でボクをみつめた。

 

このお正月に、まさか、そんな別れ方ってある?と思ったけど、仕方ないね。

ボクが去年、嬉しかったことは、ジャズを始めて苦節五年でようやく、青山のMANDALAで演奏できることになったことだ。それは勿論、大切なパパに一番に伝えた。

「2020年2月11日パパ、やっと青山決まったよ、やるよ」

くしくもこんなことって、あるだろうか?その日がパパのお別れの会になってしまった。一年前に亡くなったパパの最愛の奥さんのお別れの会と同じ2月11日、同じ場所で。
ボクはお別れの会に行けない。なんで実の父のように慕っていたパパとお別れもできないんだろうか?

でも、パパが言ったように「人間は明日死んでもおかしくない、だから、目の前の事、今できることを必死でやるんだよ」しかないんだね。

だから、ボクは演奏する、とてつもなく悲しいし寂しいけど・・・

 

Show must go on

最後にパパともし、話せるのならば

”Loving daddy forever”

 

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さて、本日より弾丸里帰り

2020年1月2日

本日より二日間、弾丸里帰りです。旧友たちとも色々と飲み明かしたいところですが、打ち合わせ、自宅レッスン等々詰まっておりまして、バタバタとしそうです。

でも久しぶりに、実家で普段のストレスから解放され、ゆっくりできること、それは元気な両親がいるからであってのこと。

「感謝」

少しでも親孝行ができればよいのですが、まったく、いつのことになるやら・・・

 

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こんなスターっっとってあるんだ

令和2年、生まれて初めてなお正月の過ごし方をしました。

それって、なんだと思う?それは、生まれて初めて初詣に行きました!

もう、何十回もお正月を迎えているのに。その理由はともかく・・・どこに、いったんだろうか?

それは、「西宮神社」

奇跡的にすごいのは、引いたおみくじが、べたなんだけど「大吉」

なんて書いてあったのかって?長いよ。。。

『なりはひをいそしむ道のおくにこそこがね花さく山はありけり』
わかりやすくすると

『何事も努力すれば成功し、怠れば失敗するものなので各々自分の仕事を大切につとめてゆけば、やがて家も富みはえることとなるであろう』ですって!

もう2020年の元旦なのに、まだ、今年の抱負を思いつかず、考えられてないけど今まで通り、「人が幸せ、笑顔になるために、音楽を続けていきたいと思う。そのためには、どんな努力も惜しまない」・・・続けていきたい。苦難の山だけど。

今年も宜しくお願いします。

『明けましておめでとうございます』

 

 

 

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温故知新

「本年一年、大変にお世話になりました。

皆様にとって来年が素敵な年になりますよう、心からご祈念申し上げます!

どうぞ良いお年を!」

っというのは、前置きにして・・・皆さまはどんな一年をお過ごしになったでしょうか?

ボクは不思議な不思議な、一年でした。色々なロスもありしんどいこともありましたが、もちろん、それ以上の素晴らしいプラスの体験も。。。

正直、来年の展望はまったくわかりませんが、良くなることを信じ、ひた向きに自分のできる小さなことを、積み重ねていきたいと思います。

いま、2019/12/31 17:18 まだまだ令和二年まで時間があります。

「温故知新」

もう少し、色々と今年を振り返り、来年の自分の目標などを考えてみます。

 

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「18キロ」なんだこの数字は?

「18キロ」なんだ、この数字は?

そう、今年2019年に痩せた数字。別に病気じゃあないですよ。

少しだけ、お酒と食事を気を付けました・・・運動はゼロね!
30代のころは、気が狂ったように、毎週40キロ以上走ってましたね、そういえば。

でも、今年は何かね、運動する気なかったのですよ。

痩せるといいですね、色々な内臓数値、血圧とか、成人病リスクは減るし、主治医もぶったまげてましたね。

別にダイエットインストラクターとか栄養士の資格も持ってませんが、ご希望の方にはダイエットのこつ、お話ししますね。

個別にご連絡ください。

意外に暴飲暴食もしたんですよ、ほんとは。
暴飲暴食の証拠写真もいっぱいありますから、インスタグラムも覗いてみてくださいね。

#masafukushimamusictp

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涙のレッスン「感動をするため、そこにいる人が笑顔になるために音楽はあるのだ。」

「感動をするため、そこにいる人が笑顔になるために音楽はある。」

教師を長いことしていると、生徒さん、お弟子さん、その数だけ色々な出会いがあり、色々なレッスンを体験します。

個人レッスンは1対1だけど、グループレッスンになると1対10とか、多いときは1対40なんてのもある。

ボクは、ほとんどのレッスンを記憶してるが、特別、涙があふれるレッスンなんてのも、たまにある。。。今日はそんなお話。

 

先日、私のお弟子さんの最長老72歳?71歳?かな。。その方のレッスン。その方は数年前から私のところに習いに来てくれた。

最初は、娘さんが部活の時に使っていたトランペットでスタート。持ち前の向上心と練習でメキメキ上達し、ご自身でBACHのトランペットを購入するまでに腕を上げた。

彼との思い出は多々・・・・発表会に参加されたり、パソコンを治していただいたり、一緒に飲み会もしたし、私の演奏会にライブにもたくさん来ていただいたり。

年齢的には私の父と同じくらいで、親しみが湧いてプライベートなことも、たくさんお話したな。

 

彼は、数か月前からシナトラの名曲「MY WAY」にとりくんでいた・・・最初から基礎練習もしっかりと取り組み、また、ご自身で楽譜を探してくるなど、とても意欲的だ。

・・・・レッスンではSOLOを吹く上での持久力のコントロール方法、アドリブの極意を伝授。。。そこから、シナトラの歌い方、シナトラの人生、マイルスだったらこんな風に吹く、クリスだったらこう吹くとか、色々な歌い方、アドリブを吹いたり語ったり。

最近ではそんなレッスンが数か月続き、そして、最後のレッスンに彼はアカペラで演奏してくれた。

彼の音楽に対する情熱、今までのご自身の人生で経験してきた思いなどが、凝縮したその「音」「歌」は素晴らしいもので、まさに「My WAY」

もう、アドバイスすることなど何もなく、僕は黙って聞き入り、涙が止まらなかった。こういうのを、感無量というのだろうか。。。最後の音を吹ききり、真っ赤な顔をした、笑顔の彼には、もうかける言葉すらみつからず。。。ただただ、この場にいれたことに僕は感謝し涙を流した。(元々、涙もろいが最近、特に涙腺は弱くなっているな確実に)

 

「音楽はうまい下手だけではない」

ある、恩師が言っていた言葉を思い出した。
「感動をするため、そこにいる人が笑顔になるために音楽はあるのだ。」

「トランペットはあるのだ。」

良いレッスンをさせてもらった、ともに良い勉強をさせていただけたと思う。

また、来年お会いするときに彼の演奏を聞くのがたのしみだな。

音楽ってイイな、トランペットっていいな。

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